表参道駅に設置されていた、『Harper's BAZAAR(ハーパーズ バザー)』創刊の駅貼り広告です。
雑誌「ハーパーズ バザー」は、2010年12月号をもって休刊していましたが、「ハースト婦人画報社」から9月20日に復刊されました。
創刊を伝える駅貼りのポスターは、「BAZAAR」のロゴに、洗練されたファッションに身を包んだモデルが、絡んだデザインになっています。モデルの顔を出さないという判断は流石です。
その時に旬なモデルと専属の契約を結んで、モデルの力で雑誌を売ろうとするイージーな選択はそろそろ放棄すべきでしょう。
アルファベットの文字には、モデルの足がかかったようなユニークな合成がされています。それぞれの文字に、ロゴとボディコピーを配し、その文字が持つ意味を伝えるものでした。
全体の配色は、レッド、ブラック、ゴールドにしぼり、ホワイトスペースを活かしてレイアウトされています。駅構内の壁のブラックにも映えていました。
右スペースには、大きく創刊号の表紙が掲載されています。ポスターを見た後に、書店などで探してもらいやすくするためでしょうね。
ファッション誌に相応しい、スタイリッシュなデザインだと思います。
【関連URL】
●Harper's BAZAAR|ハーパーズ バザー
●広告デザイン制作事例 | グラフィックデザイン事務所 DESIGN+SLIM 東京・神奈川
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