グラフィックデザイナーのノート

松 利江子(フリーランス・グラフィックデザイナー)の公開ノート

カテゴリ: ブランディングデザイン

岡山木村屋・バナナクリームロール・パッケージデザイン

岡山木村屋『バナナクリームロール』パッケージデザインです。


ずいぶん昔からある、岡山では有名なローカルなパンですが、ずっと変わらないデザインで、親しみやすさがあります。


パッケージデザインは、ロングセラーの商品であっても、リニューアルされることが多いのですが、あえて「変えない」という選択もあります。


『バナナクリームロール』のように、見ると懐かしさで買ってしまうような商品は、味もパッケージも変わらない事がいいのです。


ある意味、ヴィンテージですね。


Levi'sはそれをかつて、「The Origin」というキーワードで、ブランディングしていました。


クライアントもデザイナーも「ここは変える」、「ここは変えてはいけない」というジャッジをくれぐれも間違えないように気をつけなければなりません。


なぜなら、変えてはいけないところを変えてしまうと、今までのお客さんの大半を失ってしまう事につながるからです。



【関連URL】

岡山木村屋


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フォリフォリ・バッグ・ディスプレイデザイン1

「Folli Follie AOyama Flagship」の、ディスプレイデザインです。


「フォリフォリ」の店舗は、ブランドカラーのビビッドな「オレンジ」と、ロゴの「白」をベースにデザインされていました。


「オレンジと白」の組み合わせに、「ピンクと黒」のバッグが映えています。奥には「紫と白」、「赤と黒」などの組み合わせのバッグも見えました。


フォリフォリ・バッグ・ディスプレイデザイン2

こちらは、別の窓越しに見えたものですが、バッグは「茶と白」の組み合わせです。ブランドカラーの「オレンジと白」の組み合わせに馴染んで、先ほどのものと比べると、随分と落ち着いた印象です。配色次第で、イメージがかなり変わりますね。


モデルの起用に関しては、エスニックだと感じていましたが、「Folli Follie」が「1982年、ヨーロッパのバカンスの地、ギリシャ生まれ」というのを見て、なるほどな、と思いました。

これもブランディングか、と。



【関連URL】

フォリフォリ公式サイト


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