グラフィックデザイナーのノート

松 利江子(フリーランス・グラフィックデザイナー)の公開ノート

カテゴリ: 広告デザイン

三和酒類・いいちこ・ポスターデザイン

前回に続いて、「デザインを変えていい時/変えてはいけない時」。

今回は『いいちこ』ポスターデザインです。


先日、表参道で駅貼り広告(B倍ポスター)を見かけました。

様々な自然の中に『いいちこ』のボトルが置かれ、短いコピーロゴが添えられている広告は、もう何年も続いているスタイルです。


この独特の世界観は、簡単に形成できるものではありません。


駅で見かけることがなかったとしても、長年にわたるテレビCMや、広告賞でメディアに取り上げられたり、何かと目にする機会も多かったと思います。


久しぶりに見ると、懐かしさというだけでなく、変わらないことに対する安心感のようなものを感じました。


雑踏の中でそれを見つけるとホッとするような、『いいちこ』は、この世界観がいいのですが、なぜ、このような広告展開がされているのか、この広告展開が長年に渡って続いているのかについて、よく考えてみた方が良いでしょう。

ちなみに、いつからこのスタイルなのか調べてみると、1984年からでした。

時代はバブル全盛の頃ですね。


84年から毎月一枚づつのポスターを制作すると、29年で約350点です。

約30年経った今も続くのは、並大抵のことではないですね。


駅貼りポスター・テレビCMなどの広告制作者は、

アートディレクター:河北 秀也さん

  コピーライター:野口 武さん

    デザイナー:土田 康之さん

    カメラマン:浅井 慎平さん


写真のポスターは、2013年9月のものです。



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雑誌・ハーパーズ バザー・広告・デザイン

表参道駅に設置されていた、『Harper's BAZAAR(ハーパーズ バザー)』創刊の駅貼り広告です。



雑誌「ハーパーズ バザー」は、2010年12月号をもって休刊していましたが、「ハースト婦人画報社」から9月20日に復刊されました。


創刊を伝える駅貼りのポスターは、「BAZAAR」のロゴに、洗練されたファッションに身を包んだモデルが、絡んだデザインになっています。モデルの顔を出さないという判断は流石です。

その時に旬なモデルと専属の契約を結んで、モデルの力で雑誌を売ろうとするイージーな選択はそろそろ放棄すべきでしょう。


雑誌・ハーパーズ バザー・ポスター・デザイン

アルファベットの文字には、モデルの足がかかったようなユニークな合成がされています。それぞれの文字に、ロゴボディコピーを配し、その文字が持つ意味を伝えるものでした。


全体の配色は、レッド、ブラック、ゴールドにしぼり、ホワイトスペースを活かしてレイアウトされています。駅構内の壁のブラックにも映えていました。


右スペースには、大きく創刊号の表紙が掲載されています。ポスターを見た後に、書店などで探してもらいやすくするためでしょうね。


ファッション誌に相応しい、スタイリッシュなデザインだと思います。



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