「平間至展 写真のうた -PHOTO SONGS-」を観てきました。
平間至さんは、タワーレコードの「NO MUSIC, NO LIFE.」キャンペーンポスターをはじめ、音楽関連の仕事を多数手掛ける方です。
会場は、「SONGS #1 原点」「SONGS #2 仕事」「SONGS #3 バックステージ」「SONGS #4 田中泯 場踊り」「SONGS #5 平間写真館TOKYO」で構成されていました。
タワーレコードの「NO MUSIC, NO LIFE.」キャンペーンポスター。
「ROCKIN'ON JAPAN」「風とロック」「CUT」などの雑誌の表紙。
CDシングルのジャケット。
この独特の縦長を活かした構図とトリミングが印象に残ります。
CDアルバムのジャケット。
展示されている写真や印刷物のそばには、どのようにして撮影されたのかや当時のエピソードなどが添えられており、写真を観ながら文章も楽しめます。
撮影場所や小道具、ポージングなどのアイディアが優れている作品、そして瞬間の捉え方が絶妙な作品が多数展示されていました。
展示内には大量のアイディアノートもあり、これらのノートは、日常の中で絶え間なく撮影について考えていることを物語っています。
アイディアノートの内容は一部しか観られませんが、これほど多くの写真の基盤となる緻密な考えが記されているのでしょう。
「平間至展 写真のうた -PHOTO SONGS-」は、ヒカリエホール ホールB(渋谷ヒカリエ9階)にて、8月23日(水)まで開催されています。
(同会場のホールAでは、「ソール・ライターの原点 ニューヨークの色」も展示中です。)
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