メトロミニッツ131・ブックデザイン

フリーペーパー『メトロミニッツ No.131』エディトリアルデザインです。

駅構内で、10月号が配布されていました。


特集は「ラディカルでアバンギャルドで革命的な前衛派日本酒」です。


表紙は黒バックで、日本酒のボトルやグラスがレイアウトされていますが、「前衛派」というキーワードが、ぴったりのデザインですね。特色のシルバーも映えて、とても美しいです。


ラディカル、アバンギャルド、革命的、前衛派。

これらキーワードのすべてが、かつては未来感を示していたのですが、現在では逆にノスタルジーを誘う言葉になっています。


音楽で言えば、「ダフトパンク」や「YMO」や「クラフトワーク」、工業デザインで言えば、アメリカ60年代に多く見られたアトミックなデザイン、文学で言えば「ウイリアム・ギブソン」といったところでしょうか。


そういうキーワードをこれでもかとばかりに、ありったけ詰め込んで日本酒と組み合わせるというやり方はクレバーで、映画を観ているようなワクワク感を感じさせます。


かつて焼酎の『いいちこ』のボトルデザインでも多く見られた手法です。

調べていないので正確なところはわからないのですが、日本酒業界は問題意識が高く、マーケティングに積極的な業界なのかもしれません。


デザイナーとして、日本酒のラベルやボトルは注視していきたいと思います。


メトロミニッツ131・エディトリアルデザイン

中面の特集ページは、個性的なフォントを用いてデザインされています。


表紙のボトルは、モノトーンで表現されていましたが、特集ページのトビラ(見開き)のボトルは、カラーで色とりどりにレイアウトされていました。表紙とはまた違ったイメージで、こちらも素敵なデザインだと思いました。


『メトロミニッツ』アートディレクションは、「グルーヴィジョンズ」です。



【関連URL】

メトロミニッツ Metro min.


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